製品貸し出し調査

サービス概要

製品貸出調査は、対象の製品をユーザーに一定期間貸し出し、ご本人の家庭や職場など、実際の使用環境で製品を使ってもらい、そこで起こった出来事や感じたことをフィードバックしてもらう調査です。
テストルームで短時間で実施するユーザビリティテストと違い、実際の使用環境で長期間使用してもらうことで、継続的に使用した後の製品に対する印象や生じた不満などが明らかになります。

貸し出し期間は2週間から1か月程度必要です。期間中に一人の対象者に1機種を体験してもらう、2機種を同時に体験してもらい比較してもらう、など、調査目的に応じた方法を選ぶことが可能です。

サービス特徴

的確な対象者リクルーティング

約6000人の独自調査パネルに加え、50万人を超える提携パネルを使用し、希望のユーザー条件に合った対象者を選び、貸し出しすることができます。

対象者との連絡対応はすべておまかせ

長期にわたる対象者との連絡や問い合わせ対応、レポートの回収など、貸し出し期間中の作業はすべてヒューマンインタフェースが行います。
ユーザー調査の経験豊富なコンサルタントが管理し、目的に沿った適切なフィードバックを獲得します。

調査方法の拡張も可能

貸出期間中や貸出期間終了後に協力者の家庭を訪問したり、オンラインでインタビューを行ったりといった追加のご要望にも対応可能です。

サービス内容

標準的な内容は以下とおりです。

  • 調査企画
  • 調査準備
  • 対象者リクルーティング
  • 貸出の実施(貸出製品の管理、問い合わせ対応、レポートの回収など)
  • 報告書の作成

お客様のご要望や様々な条件に応じて、適切な評価プランをご提案いたします。

アウトプット

標準的なアウトプットは以下のとおりです。内容や予算、納期により変わる場合があります。

調査企画書

調査の目的、対象者条件、タスク、レポート項目、スケジュールなど、製品貸出調査を実施する上で必要な情報を記した文書です。ご依頼いただいた内容を確認、合意するための文書でもあります。

結果報告書

下記は標準的な構成です。

  • 調査概要:調査の実施内容
  • レポートまとめ:対象者からのフィードバックの内容を項目ごとに整理
  • 貸出記録:貸出期間の使用状況に関する情報

実施の流れ

標準的な実施フローは以下のとおりです。評価内容や予算、納期により変わる場合があります。

1:目的、内容のヒアリング

調査の目的、希望するユーザー条件など、お客様のご希望についてうかがいます。

2:調査計画

ヒアリング内容を元に調査企画書を作成し、お客様と協議しながら詳細を決定します。

3:調査準備

企画書を元に、対象者リクルーティング、調査内容の検討など、調査実施に必要な準備を進めます。

4:調査実施

貸出期間中に対象者は課題に取り組み、一定期間ごとにレポートを提出してもらいます。

5:結果整理、報告書の作成

対象者からのフィードバックの整理、報告書の作成を行います。

6:ご報告

調査結果をご報告し、報告書を納品いたします。

これまでの事例

  • 家庭用ミシン長期貸し出し調査
  • デジタルカメラ貸し出し調査
  • 家庭用愛玩ロボット貸出・長期使用調査