サービス概要
企業においても一般消費者においても、製品やサービスにおいてユーザビリティが当たり前の品質として認識されるようになり、企業がユーザビリティ向上に取り組む活動は一層重要性を増しています。ユーザビリティ評価を自社内で行なう企業、外部業者に評価を委託する企業とさまざまですが、いずれの場合も、自社内にユーザビリティ評価の分かる人材を育成、配置することが必要です。
ヒューマンインタフェースの評価者研修では、ユーザビリティ評価のお仕事を担当できる知識、スキルを身に付けていただく、実務的な研修を行います。これまですでにユーザビリティ評価のお仕事を担当されている方は、方法を見直しレベルアップのきっかけを作る場として、新たにこのお仕事を担当される方は、安心してお仕事についていただくために、是非ご利用ください。
サービス特徴
充実した内容と分かりやすいテキスト
長年の実務で培ったヒューマンインタフェースの評価ノウハウをふんだんに盛り込んだ、分かりやすいテキストを使用して研修を行います。使い手の世界をリアルに作り手に伝える手法、一定時間に目的のデータを効率よく収集する手法を学べます。
豊富な経験を持つ講師
講師は、ユーザビリティ評価20年以上のキャリアを持つコンサルタントです。
実践的な実習課題
本当のユーザビリティテストの運用に限りなく近い実習課題を行うので、実践的に学ぶことができ、ユーザビリティ評価の業務に即役立ちます。
すぐに活用できるフォーマット
ヒューマンインタフェースでのユーザビリティテストの現場で実際に使用されている評価用ツールのフォーマットをご提供します。テスト内容に合わせてアレンジすれば、すぐにユーザビリティテストを行うことができます。
オンライン対応
1.テスト準備コースと3.分析コースはオンラインでの実施に対応しています。
(2.テスト実施コースのオンライン対応は現在準備中です。)
サービス内容
ユーザビリティテストの実施プロセスを大きく3つのコースに分けて実施します。標準的なカリキュラムはありますが、お客様のご要望に合わせてアレンジ可能です。
1.テスト準備コース
範囲 | 評価の計画から、目標に適したユーザビリティテストの設計、準備まで |
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基本カリキュラム | 講習(ユーザビリティテスト準備の概要) |
評価計画(情報収集、被験者、タスク、スケジュールの概要を決定) | |
タスクの詳細決定 (対象機を自分で操作して、タスクを決定する) | |
資料作成(タスク指示票、観察シート、スケジュール、会場レイアウトの作成) | |
予備テスト | |
学んだことの確認、質疑応答 | |
フィードバック(研修後に受講者に送付) | |
研修の目的 | 評価の目的、目標に応じて適切なタスクを設定する |
記録しやすい観察シートを作る | |
適切なタスク指示票を作る | |
お渡しするもの | 研修テキスト |
実習課題に対するフィードバック | |
実習課題の標準解答 |
2.テスト実施コース
範囲 | ユーザビリティテスト |
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基本カリキュラム | 講習(ユーザビリティテストの概要) |
対象機の操作(対象機を自分で操作して、問題点を予測する) | |
テスト実施(本物の被験者を相手に進行係、記録係、カメラ係を体験する) | |
テスト中のビデオを見ながら解説 | |
学んだことの確認、質疑応答 | |
フィードバック(研修後に受講者に送付) | |
研修の目的 | 進行係、記録係、カメラ係のオペレーションを体験する |
開始前の確認、タスクの与え方、タスク中の対応の仕方、 タスク終了時の対応について体験的に進行技能を習得する | |
お渡しするもの | 研修テキスト |
実習課題に対するフィードバック | |
実習課題の標準解答 | |
ご本人が進行したテストのビデオ映像 |
3.分析コース
範囲 | ユーザビリティテストの観察結果から問題、想定原因、改善提案まで |
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基本カリキュラム | 講習(ユーザビリティ評価分析の概要) |
観察・記録(被験者の様子を観察し、達成度と問題を記録する) | |
タスクの詳細決定 (対象機を自分で操作して、タスクを決定する) | |
分析(問題リストと問題票を作成) | |
学んだことの確認、質疑応答 | |
フィードバック(研修後に受講者に送付) | |
研修の目的 | テスト中の被験者の様子を観察し、分析に必要なデータを記録する |
観察から得られたデータを元に、対象製品の問題点、想定される原因、改善の方向性を分析する | |
お渡しするもの | 研修テキスト |
実習課題に対するフィードバック | |
実習課題の標準解答 |