評価者研修

評価者研修とは

昨今、ISO13407問題、ユニバーサルデザイン、など、企業がユーザビリティ向上に取り組む活動は一層重要性を増しています。ユーザビリティ評価体制を自社内に整備し主に自社内で評価活動を行なう企業、外部に評価を委託する企業とさまざまですが、いずれの場合も、自社内にユーザビリティ評価のわかる人材を育成、配置することが必要です。しかし、現在我が国には、ユーザビリティ評価の知識、技能を体系的に教育する機関は無く、各企業でまずやってみることからはじめるという状況です。

弊社では、このようなニーズにお答えするべく、ユーザビリティ評価者研修を実施しております。これまですでにユーザビリティ評価のお仕事を担当されている方は、方法を見直しレベルアップのきっかけを作る場として、新たにこのお仕事を担当される方は、安心してお仕事についていただくために、是非、「ユーザビリティ評価者研修」をご利用ください。

研修内容

研修カリキュラムにつきましては、随時調整を図っておりますが、基本的にはユーザビリティ評価プロセスを大きく3つに分けて、そのそれぞれを研修コースと位置付けております。

各コースの標準的なメニューは以下の通りです。

1.テスト準備コース
範囲
    • 評価の計画から、目標に適したユーザビリティテストの設計、準備まで
基本カリキュラム
    • 事前学習(対象機について問題となりそうな点を予測しておく)
    • 講習(研修概要、ユーザビリティ評価準備の概要)
    • 評価計画(情報収集、被験者、タスク、スケジュールの概要を決定)
    • タスクの詳細決定 (対象機を自分で操作して、タスクを決定する)
    • 資料作成(タスク指示票、スケジュール、観察シート、会場レイアウトの作成)
    • 予備テスト
    • 学んだことの確認、質疑応答
    • フィードバック(研修後に受講者に送付)
研修の目標
    • 評価の目的、目標に応じて適切なタスクを設定できる
    • メモのしやすい観察シートを作ることができる
    • 被験者に誤解やヒントを与えることなくタスクの目的を伝えるタスク指示票を作ることができる
お渡しするもの
    • 研修テキスト
    • ご本人の課題提出物に評価コメントを記入したもの
    • 実習課題の標準解答
2.テスト実施コース
範囲
    • ユーザビリティテスト
基本カリキュラム
    • 事前学習(対象機について問題となりそうな点を予測しておく)
    • 講習(研修概要、ユーザビリティ評価テストの概要)
    • 対象機の操作(対象機を自分で操作して、問題点を予測する)
    • 予備テスト
    • テスト実施(本物の被験者を相手に進行係、記録係、カメラ係を体験する)
    • テスト中のビデオを見ながら解説
    • 学んだことの確認、質疑応答
    • フィードバック(研修後に受講者に送付)
研修の目標
    • いかに多くのことを観察し、記録するかを意識しながら進行係、記録係、カメラ係を体験する
    • 自分自身の体験と他の人が実施している状況を観察することを通 して、開始前の確認、タスクの与え方、タスク中の対応の仕方、 タスク終了時の対応について進行技能を習得する
お渡しするもの
    • 研修テキスト
    • ご本人の課題提出物に評価コメントを記入したもの
    • 実習課題の標準解答
    • ご本人が進行したテストのビデオテープ
3.分析コース
範囲
    • ユーザビリティテストの観察結果から問題、想定原因、改善提案まで
基本カリキュラム
    • 事前学習(対象機について問題となりそうな点を予測しておく)
    • 講習(研修概要、ユーザビリティ評価分析の概要)
    • 対象機の操作(対象機を自分で操作して、問題点を予想する)
    • 観察・記録(被験者の様子を観察し、達成度と問題を記録する)
    • 分析(問題リストと問題票を作成)
    • 学んだことの確認、質疑応答
    • フィードバック(研修後に受講者に送付)
研修の目標
    • テスト中の被験者の様子を観察しながら、分析に必要なデータを記録することができる
    • 観察から得られたデータを元に、対象製品の問題点、想定される原因、改善の方向性を分析、導き出すことができる
お渡しするもの
    • 研修テキスト
    • ご本人の課題提出物に評価コメントを記入したもの
    • 実習課題の標準解答

研修の様子

研修の様子
第4回ユーザビリティ評価者研修の様子

研修会場

当社ではより多くの方にご参加いただけるように、大きく2種類の研修方法をご用意しております。

当社で研修を行う場合:当社船橋オフィス

→詳細(地図)はこちら

当社から企業に講師がうかがう場合:適宜

研修参加のメリット

現在参加者募集中の研修

現在、参加者募集中の研修はありません。次回の研修実施時期は未定です。


1999.07.14作成 2011.0114フォーマット修正